私ども茶道具買取えんやでは愛知県一宮市において、茶道具、茶器、煎茶器、中国茶道具、中国茶器、中国古陶磁器、朝鮮古陶磁器、唐物茶道具、唐物茶器、南蛮茶器、安南茶器、李朝茶碗、高麗茶碗、桃山茶道具、桃山茶器、墨蹟書画掛軸、大徳寺系禅僧書画掛軸、お点前用の茶道具・茶器のみならず、お稽古用の茶道具、茶器などの買取・査定・鑑定を行っております。愛知県一宮市への出張買取はもちろん、店頭買取・持込買取、宅配買取も行っております。又、メール、ライン画像による簡単無料買取・査定も受け付けておりますので、お気軽にご利用下さい。
お持込買取の際は不在にしていることもございますので必ず事前のアポイントメントをお願い致します。また宅配買取の場合、発送前に一度ご連絡ください。発送時の注意点等お伝え事項がございます。
愛知県一宮市は名古屋市に次ぐ、尾張茶道が根差す風土で広く知られています。その代表的な人物に挙げられるのが、織田有楽斎と森川如春庵の2人です。織田有楽斎は利休七哲の1人に数えられる大茶人で、小牧長久手合戦の際には吉藤城(一宮市明地)で備えたと伝えられています。
一方の森川如春庵は、大正~昭和後期にかけて名を馳せた、一宮市出身の茶人です。森川如春庵は地元有数の庄屋の家系で、現在の東海北陸道・一宮木曽川ICの付近に生まれたと伝えられています。
そんな裕福な家柄に育った森川如春庵には、弱冠16歳にして本阿弥光悦の茶碗を手に入れたエピソードも。さすがにまだ16歳のため祖父に頼んで入手してはいるものの、のちに発揮する“類稀な審美眼”の片鱗を示した逸話として語り継がれています。これも一重に幼少期から習っていた茶の湯の賜物、ひいては恵まれた家庭環境ゆえの人格形成と言えるでしょう。
まさにレベル違いの古美術蒐集家としての出発点を有する森川如春庵は、コレクションを増やす毎に審美眼も知れわたり、20代前半で「千利休以来の茶人」と呼ばれるまでに。この評判は晩年の益田鈍翁の耳にも入り、森川如春庵は20代半ばの時に憧れであった大茶人と出会います。鈍翁こと益田孝は三井財閥の頂点に君臨した実業家で、近代数寄者の中心に位置づけられる明治・大正期の茶人です。
この益田鈍翁をはじめとする近代数寄者との交流をもって、森川如春庵の茶の湯や古美術に対する研究は深まり、さらなるコレクションの増加に拍車をかけたといわれています。森川如春庵は93歳と長寿をまっとうしたなか、晩年には自身の集大成である約200点を名古屋市博物館に寄贈しており、これが俗に広く知られる「森川コレクション」です。一宮市で茶道具を売買する際は、織田有楽斎および森川如春庵という2人の偉大な茶人の名を覚えておくと役立つかもしれません。
茶道具買取えんやでは、茶の湯との接点を多く持つ一宮市で、茶道具・茶器・煎茶器の買取、査定や鑑定も積極的に実施しています。昨今は千家十職の買取頻度が高まるなか、一宮市においても例外ではありません。
【千家十職とは】
茶の湯の世界では「職家」とも呼ばれ、茶道工芸の最高峰として名高い千家十職。どの職家も概ね400年という古い歴史を持ち、また一子相伝のスタイルで何十代にわたり現代に「わざ」を残しています。職家のような伝統を継承する茶道具のつくり手は日本で唯一、作品の完成度も類を見ません。それ故に千家十職の手がける器や釜、屏風などは非常に高い価値を有するのです。
【茶道具売却における千家十職一覧】
・楽吉左衛門(初代長次郎)
楽焼の茶椀を作る茶椀師として、歴代の楽家当代が襲名する名称
・永楽善五郎
京焼の家元である土風炉・焼物師として代々、茶椀や土風炉を専門に製作
・黒田正玄
竹細工や柄杓づくりほか、香合・台子・花入といった竹を用いた茶道具も製作
・飛来一閑
「一閑張」と呼ばれる漆工芸の一種で、一閑張細工師の当主が代々受け継ぐ屋号
・大西清右衛門
400年以上の歴史を有する京釜師。1993年に16代目が襲名した
・中村宗哲
茶道具の塗師を専業とし、12代目と13代目は女性が襲名したことで話題になった
・駒沢利斎
三千家御用達の指物師として、炉縁・香合・棚などの製作にあたる
・土田友湖
仕覆・角帯・服紗などを製作する袋師
・中川浄益
京都を拠点に代々、精巧な金工技術を継承してきた、茶道具の製作を主軸とする金物師
・奥村吉兵衛
風炉先屏風や紙釜敷、軸装などの製作にあたる三千家御用達の表具師
表千家や裏千家が「点前(てまえ)」の際に用いる道具一式の査定・鑑定はもちろん、稽古で使われる茶道具・茶器・煎茶器の買取も対応しております。
【一宮市での茶道具買取品目】
茶碗、茶釜、風炉、茶掛軸、風炉先屏風、柄杓、盆、水指、茶筅、茶巾、茶巾筒、巾筒、茶器、茶入、棗、茶杓、蓋置、建水、台子、棚、袱紗挟み、袱紗、扇子、懐紙、小茶巾、香合、花入れなどが挙げられます。芸術的・希少的な価値がある物が高額で買取されます。
茶道具は歴史を有するものですが、一宮市での活動に見られるように、近年は茶道自体が気軽かつ身近に触れ合える存在になりました。茶道具・茶器・煎茶器を売却する際は、ぜひ茶道具買取えんやまでご用命ください。丁寧に対応させていただきます。
実は、古代中国・朝鮮の茶道具、はたまた日本の歴史的な茶器の買取が多いのも、愛知県一宮市という土地柄ならではの特徴です。主な買取例として、中国古染付茶器や南蛮古陶磁器、安南茶器、朝鮮茶碗、桃山茶陶などが挙げられます。おかげさまで中国製や朝鮮製などに見られる、時代特有の査定および鑑定ノウハウにも定評をいただいております。茶道具・茶器・煎茶器の売却をご希望される際は、安心してご連絡ください。
まずは買取専用フリーダイヤル0120-808-896またはメール、ライン画像による簡単無料買取・査定までお気軽にご連絡下さい。