私ども茶道具買取えんやでは愛知県半田市において、茶道具、茶器、煎茶器、中国茶道具、中国茶器、中国古陶磁器、朝鮮古陶磁器、唐物茶道具、唐物茶器、南蛮茶器、安南茶器、李朝茶碗、高麗茶碗、桃山茶道具、桃山茶器、墨蹟書画掛軸、大徳寺系禅僧書画掛軸、お点前用の茶道具・茶器のみならず、お稽古用の茶道具、茶器などの買取・査定・鑑定を行っております。愛知県半田市への出張買取はもちろん、店頭買取・持込買取、宅配買取も行っております。又、メール、ライン画像による簡単無料買取・査定も受け付けておりますので、お気軽にご利用下さい。
お持込買取の際は不在にしていることもございますので必ず事前のアポイントメントをお願い致します。また宅配買取の場合、発送前に一度ご連絡ください。発送時の注意点等お伝え事項がございます。
愛知県半田市ゆかりの茶道具といえば、隣接する常滑市が本場の「常滑焼」です。日本六古窯に数えられる常滑焼は「急須」が有名で、半田市も煎茶道などの茶器製作に定評がある宇幸窯(大湯町)を擁します。こうした土地柄も手伝ってか、2022年に半田市東郷町の常楽寺で開かれた「知多茶道連盟茶会」は記憶に新しいところです。
この茶会は名古屋市を拠点とする煎茶道団体「売茶流・友仙窟」が亭主を務めた一方、常楽寺といえば徳川家康にまつわる知られざるエピソードも。常楽寺は桶狭間の戦いと本能寺の変の際に追手から回避したい徳川家康を匿うなど計3度、天下人になる前の征夷大将軍が足を運んだことから、しばしば地元では「出世の神様」として崇められているそうです。
ちなみに徳川家康の系譜をくむ“尾張徳川家”は、多くの瀬戸焼陶工を抱えていたことでも知られています。この瀬戸焼も常滑焼と並ぶ六古窯の1つで、名実ともに日本を代表する茶陶ブランドです。
実はかつての初代尾張藩主・徳川義直が、岐阜に移住していった瀬戸焼の陶工を呼び戻したことで発展を遂げた経緯も。その筆頭格とされるのが、現代まで名を残している窯元の加藤家です。現在の瀬戸市赤津地区を拠点とした加藤家は当初、兄弟2人で励んだと伝えられています。
さらに補足すると赤津地区は奈良時代の須恵器を発祥とし、鎌倉時代には瀬戸焼のルーツである釉薬が開発されており、いわば殿様に招かれるべきして復興を果たした焼き物の産地。初代尾張藩主・徳川義直は名古屋城を守る櫓の1つ「御深井丸」で、前述した兄・加藤利右衛門と弟・仁兵衛らに御庭焼を命じ「赤津地区発祥の瀬戸焼」という旧来の歴史を世に広めていったといわれています。
そして兄・加藤利右衛門をルーツに持つのが、現代の瀬戸焼を代表する「唐三郎窯」です。窯元の31代・加藤唐三郎は御用窯以来の御深井、黄瀬戸や織部といった多彩な釉薬を使いこなし、陶芸史に名を刻む茶道具を数多く残しています。
やはり半田市で茶道具を売買するなら、愛知県民に親しまれている常滑焼はもちろん、由緒ある尾張藩御用窯の技術を現代に伝える唐三郎窯も覚えておくと役立つかもしれません。
【半田市のお茶道具買取品目】
茶碗、茶器、茶入、茶杓、棗、茶掛軸、棚、水屋、釜、炉縁、台子、風炉先、茶壺、結界、立礼セット、懐石セット、電熱風炉釜、前茶器、水指、香合、香道具
茶道具買取えんやでは、茶の湯との接点を多く持つ半田市で、茶道具・茶器・煎茶器の買取、査定や鑑定も積極的に実施しています。昨今は千家十職の買取頻度が高まるなか、半田市においても例外ではありません。
【茶道具売却における千家十職一覧】
・楽吉左衛門
楽焼の茶椀を作る茶椀師として、歴代の楽家当代が襲名する名称
・飛来一閑
「一閑張」と呼ばれる漆工芸の一種で、一閑張細工師の当主が代々受け継ぐ屋号
・大西清右衛門
400年以上の歴史を有する京釜師。1993年に16代目が襲名した
・中村宗哲
茶道具の塗師を専業とし、12代目と13代目は女性が襲名したことで話題になった
・駒沢利斎
三千家御用達の指物師として、炉縁・香合・棚などの製作にあたる
・土田友湖
仕覆・角帯・服紗などを専業に製作する袋師
・黒田正玄
竹細工や柄杓づくりほか、香合・台子・花入といった竹を用いた茶道具も製作
・永楽善五郎
京焼の家元である土風炉・焼物師として代々、茶椀や土風炉を専門に製作
・中川浄益
京都を拠点に代々、精巧な金工技術を継承してきた、茶道具の製作を主軸とする金物師
・奥村吉兵衛
風炉先屏風や軸装などの製作にあたる三千家御用達の表具師
千家十職に見られる三千家とは、千利休を開祖とした、その後に派生した「茶の家元」の総称です。現在は表千家、裏千家、武者小路千家の三家をもって「三千家」と呼びます。そうした三千家が「点前(てまえ)」の際に用いる道具一式の査定・鑑定はもちろん、稽古で使われる茶道具・茶器・煎茶器の買取も対応しております。
茶道具は歴史を有するものですが、半田市での活動に見られるように、近年は茶道自体が気軽かつ身近に触れ合える存在になりました。茶道具・茶器・煎茶器を売却する際は、ぜひ茶道具買取えんやまでご用命ください。丁寧に対応させていただきます。
実は古代中国・朝鮮の茶道具、はたまた日本の歴史的な茶器の買取が多いのも、愛知県半田市という土地柄ならではの特徴です。主な買取例として、中国古染付茶器や南蛮古陶磁器、安南茶器、朝鮮茶碗、桃山茶陶などが挙げられます。おかげさまで中国製や朝鮮製などに見られる、時代特有の査定および鑑定ノウハウにも定評をいただいております。茶道具・茶器・煎茶器の売却をご希望される際は、安心してご連絡ください。
まずは買取専用フリーダイヤル0120-808-896またはメール、ライン画像による簡単無料買取・査定までお気軽にご連絡下さい。