山下 清の価値と相場を知るなら古美術骨董専門買取えんやグループへ
日本画家の山下清と言えば、一世風靡した人気ドラマ「裸の大将」をイメージする方が多いと思いますが、16歳の若さで銀座の画廊で個展を開き、翌年に開催された展覧会では山下清の作品を観た洋画界の重鎮「梅原龍三郎」「安井曾太郎」にポスト印象派代表のフィンセント・ヴィレム・ファン・ゴッホ同様とまで言わしめたほどです。彼の作風の原点は、幼少期に言語障害・知的障害を患い入学した「福祉型障害児入所施設 八幡学園」で出会った「ちぎり紙細工」にあります。
18歳になると、全国を放浪しながら3年程度に1度の頻度で学園に戻り、それまでに見た情景や花火などを貼り絵に残し、また放浪するを繰り返していたようです。その時に制作した「長岡の花火」「桜島」は山下清の代表作に挙げられます。
放浪を終えてからは、貼り絵以外の水彩画・ペン画・陶磁器(絵付)など様々な作品を制作していきます。
絵画買取えんやは、山下清が発表した絵画作品を日本全国対象に出張買取させて頂きます。又、未発表作品ならびに画家本人と生前に縁がありお客様の為に描いたペン画・水彩画・貼絵も査定買取させて頂きます。
山下 清の買取は絵画買取えんやにお任せください。
鑑定人 | 遠藤大祐 |
---|---|
出身高校 | 法政二高 [ 野球部OB ] |
出身大学 | 法政大学社会学部 |
趣味 | 歴史の勉強及びゴルフ |
特技 | 鑑定及び野球・囲碁 |
加盟団体 | 東京商工会会員/東京美術倶楽部 桃李会会員/東京美術倶楽部 親和会会員/全国美術商連合会会員/東京美術倶楽部 桃椀会会員/東京美術倶楽部笹塚会 |
放浪画家であり日本のゴッホと称された貼絵画家【山下清】
1922年 3月10日 東京市浅草区田中町に生まれる。「裸の大将」「放浪画家」などと世の人々から親しまれた山下清。大正に生まれ、戦前・戦後・そして高度経済成長期という慌しい時代を一気に駆け抜け、山下清は四九歳で生涯を閉じました。晩年に制作された「東海道五十三次」は5年の歳月をかけ55枚の遺作として有名です。
山下清の略歴
1922年 | 東京都浅草に誕生 |
1934年 | 福祉型障害児入所施設「八幡学園」に入学。ちぎり紙細工と出会う |
1936年 | 式場隆三郎との出会いで才能を開花させる |
1937年 | 早稲田大学で開催された展覧会にて山下清の貼り絵が展示される |
1938年 | 特異児童労作展覧会にて作品展示 |
1938年 | 銀座画廊にて初個展開催 |
1939年 | 大阪で開いた展覧会で梅原龍三郎に絶賛される。 |
1940年 | 16年の放浪旅スタート |
1956年 | 全国巡回展が開催され延べ130回で総動員数500万越えを記録 |
1961年 | 式場隆三郎とヨーロッパ40日間旅行 『パリのエッフェル塔』などを制作 |
1971年 | 逝去 |
鑑定人が教える山下清の作品価値と相場
山下清という放浪の画家は、作画数が多いためか買取依頼の多い画家と感じてます。また、人気作家の宿命で贋物も多く見てきました。山下清は色紙にペンで描くのを好み、そのスピーディーな作画から多くの絵画を生み出せた反面、真似やすさから多くの偽物が存在するという結果を招きました。中には金の背景に花火なんて大胆な図柄の贋物も手にした経験があり、鑑定書が必須の画家と言えます。山下清は元々鑑定書付きで販売や返礼として絵画を渡していた訳ではありませんので、買取依頼作品のほとんどが要鑑定となります。鑑定には3万円程度の費用が必要ですが、あるとないのとでは数十万円の差が出る可能がありますのでお気をつけ下さい。中には一目で偽物とわかる、鑑定に出す必要の全くない作品もありますので山下清の絵画をご売却の際は私ども絵画買取の専門店にまずはご相談ください。
山下清作品の査定ポイント
1. 作品の保存状態は価値を大きく左右します。紙質の劣化、色あせ、汚れ、破損、修復の有無などがチェックポイントになります。特に、山下清の作品は時間の経過と共に状態が変わりやすい素材を使用していることがあるため、保存状態の良さは価値を高める重要な要素です。
2. 山下清の作品の中でも、特に珍しいテーマや期間、スタイルの作品は高い価値があります。限定された時期に制作された作品や、公に出回っていない私的な作品、または彼の画業における転換期に描かれた作品などは、希少性が高く査定額に大きく影響します。
3. 人気の高い山下清の作品の中で、ペン画などは非常に多くの贋作が出回っておりますので鑑定書の有無を確認させて頂きます。又、陶磁器に絵付を施した作品も数多く発表しております。その際は、共箱やギャランティーカードなどの付属品が必要になる事も御座います。
山下清 買取実績
-
-
-
- グラバー邸
-
- ホタル
山下清作品を売却する場合は鑑定書取得が必要
山下清の絵画を売却する際に鑑定書が必要な理由
山下清の絵画は世界的に人気のある絵画になりますので偽物も多く、然るべき鑑定機関の鑑定書が必須となります。
貼り絵はもちろん水彩画・デッサン画・ペン画などあらゆる肉筆画・直筆画には鑑定書が必要となります。
鑑定機関情報
山下清鑑定会(株式会社西邑画廊)
〒104-0028 東京都中央区八重洲2-10-5 花長ビル1階
TEL:03-3278-1420
FAX:03-3278-1517
山下 清作品をご売却頂いたお客様のお声
両親が集めていた山下清のペン画が幾つか出てきて、ペン画でも買取してくれるえんやさんに連絡しました。顔写真も出ていて信用できるなと感じました。
(40代 女性)
若い頃に衝動買いした作品です。地元の百貨店で展示していた絵画に一目惚れして購入しました。転居のたびに大切に運びましたが、主人の海外勤務を機に手放す事にいたしました。どなたか気に入って飾ってくださったらこの作品も喜ぶだろうと思いました。えんやさんはネットで検索して決めましたが、絵画以外も買い取り可能なので査定額次第では買い取りしてもらいたいので選びました。
(50代 女性)
山下清の作品の魅力に心奪われ、やっとの想いで手にしましたが、今回わけあって手放そうと決めました。何ヶ所か買取をしている業者をあたりましたが遠方の為、自宅に来てもらえるところはえんやさんだけでした。公式の鑑定書もあったので思いのほかいい評価をしてもらえて満足です。
(60代 男性)
仕事のお付き合いで購入していた絵画を断捨離しようと考え来てもらいました。遠藤社長に作品・状態の事など色々と説明を聞いて納得できたので売却致しました。
(90代 男性)
山下 清作品の査定買取時に頂くご質問
- 山下清の日本画があるのですが買取してもらう場合の手順を教えて下さい。
- 山下清の作品の場合は、「山下清鑑定会」発行の鑑定書が必要となります。ある場合は査定金額をご提示致します。鑑定書がない場合は、山下清鑑定会での鑑定をとる作業に入ります。鑑定書発行前でも査定は可能ですが、買取は鑑定書発行後の買取となります。鑑定書の取得方法はお気軽にお尋ね下さい。
- 山下清の絵画の価値は上がっていますか?
- 山下清の絵画は世界のアート市場で人気が上がっており今後も価格上昇が期待できる絵画です。価格上昇が期待できるのは「花火」をモチーフにした貼り絵とペン画です。特に貼り絵作品の多くは美術館に所蔵されている為、市場に出回る事が極端に少なく私共でも目にする事が少ないくらいです。その他の技法を用いた作品も図柄・サイズ・状態により評価が変わってきますので、専門家に問い合わせする事をおすすめいたします。
- 山下清の買取相場はどのように決まるのですか?
- 絵画の相場は業者間での交換会取引事例やオークションの落札価格が参考となり、それぞれの販売業者が感覚で決めることになります。ただし、絵画の買取価格は制作時期、技法の種類や大きさ、モチーフ、状態、額の良し悪しなどを勘案して算出される金額となりますので、基本的に1点1点買取価格は違うと考えた方が正しいと言えます。
- 買取された山下清の絵はどういう形で販売されるのですか?
- えんやで買取させて頂いた山下清の絵画は店頭での販売や画廊が集まる交換会、会員制のオークションなど様々なルートを通じて流通させて頂きます。山下清の絵画を是非コレクションしたいという希望のある方を探しております。
出張買取の流れ
お問い合わせ・訪問日調整
お電話・メール・LINEにてお問い合わせをいただき、専門の担当者がご相談内容をお伺いし出張査定の日程を決めさせていただきます。
ご訪問
事前に、お客様と調整いたしました日程と場所に鑑定士がお伺いさせていただきます。
お品物の査定
軒先・玄関先などにて、ご要望のお品を直接拝見し査定金額をお伝えさせていただきます。
査定金額にご納得をいただきましたら、お支払いいたします。
査定金額にご納得をいただけましたら、即現金にてその場でお支払いいたします。
また、お振込をご希望の際には翌営業日にお振込みさせていただきます。
※出張料やその他費用は、いかなる場合であってもいただきません。
充実の買取項目
骨董・古美術えんやでは、山下 清をはじめとする絵画ジャンル以外にも幅広い美術品の取り扱いを行っております。記載のない美術品でも買取可能ですので、ご相談くださいませ。
-
陶磁器・根付・古壷・蒔絵・指し物・堆朱・伊万里・時代家具・仏像・古道具など買取致します。また古い家屋や蔵などの整理の際は是非「えんや」をご指名ください。
-
表千家・裏千家・武者小路千家の他、久田・堀内・小堀・薮内・山田など各流派書付ものの道具類など買取致します。また千家十職の作品、人間国宝など人気作家作品などから一般道具、お稽古道具まで全般的に買取致します。
-
仏画・肉筆・版画・浮世絵・山水画・花鳥画・墨蹟古筆・色紙・短冊・画賛・手紙・消息など箱有り無しに関わらず、まずはご相談ください。
-
陶磁器・根付・古壷・蒔絵・指し物・堆朱・伊万里・時代家具・仏像・古道具など買取致します。また古い家屋や蔵などの整理の際は是非「えんや」をご指名ください。
-
洋画・日本画・版画はもちろん海外作家作品や復刻画も含め近代絵画から現代絵画まで幅広くお取扱い致します。文化勲章受章者はもちろんその他著名作家及び作者名が不明な作品なども買取対象となります。まずはご相談ください。
-
陶磁器・書画を中心に堆朱・茶かご・鼻煙壷・翡翠の彫刻類など買取致します。
-
ガレ・ドーム・ミューラー・ラリック・バカラなどのガラス工芸品やマイセン・KPM・セーブル・ウースターなど陶磁器類及び小物や家具、絵画・ブロンズ・彫刻などもお取扱い致します。
-
甲冑とは戦闘の際に兵士が身につける伝統的な防具の総称。 骨董品買取のえんやでは他社では取り扱いの難しい甲冑でも買取致します。
-
金・銀・白金(プラチナ)などの貴金属製品類も、取り扱っております。 まずはご相談ください。
-
金属に細工をする工芸。またはその職人。金工品には金・銀・銅・錫・鉄等を主材料とした彫金等による甲冑、仏具、荘厳具、装身具、工匠具類などがある。
-
漆(うるし)の木にキズをつけ、滲み出した樹液を採取し目的別に調整します。これを接着剤にしたり、塗料として使用しますが、その他に形そのものを造ることもできます。
-
着物・和装小物、昭和レトロ・おもちゃ・古小家具・贈答品・ブランド品・貴金属・勲章・軍装などまずはご相談ください。
買取対応エリア
絵画買取えんやは、山下 清作品を日本全国対象に出張買取させて頂きます。
北海道・東北 | 北海道 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 |
---|---|
関東 | 東京都 神奈川県 埼玉県 千葉県 茨城県 山梨県 群馬県 栃木県 |
信越・北陸 | 新潟県 長野県 富山県 石川県 福井県 |
東海 | 愛知県 岐阜県 静岡県 三重県 |
近畿 | 大阪府 兵庫県 京都府 滋賀県 奈良県 和歌山県 |
中国 | 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 |
四国 | 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 |
九州・沖縄 | 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県 |