田中一村の価値と相場を知るなら古美術骨董専門買取えんやグループへ

孤高の天才画家「田中一村」は、生涯を通して1度たりとも日展・院展での入選経験がなく個展も開くことなくこの世を去った伝説の画家です。田中一村が画家人生で入選した展覧会は、日本画家「川端龍子」が主催する青龍展のみです。第19回は『白い花』、第20回は『波』が入選するが同時に出品していた『秋林』が落選し、この事を納得できず川端龍子と揉め絶縁となります。逝去するまで、中央画壇に彼の作品が評価される事は無く美術界で田中一村が評価を受けたのは死後20年後でした。

幼少の頃は、南画（水墨画）を描き神童と呼ばれた程の才能を発揮していたが、1931年頃からは日本画を描く様になりました。南画で学んだ筆さばきと写生で磨いた観察力をもとに描く画力が最大の特徴です。50代以降に移住した奄美大島の自然と植物や鳥を描いた花鳥画は唯一無二の世界観を創り上げています。代表作には、『アダンの海辺』『白い花』『奄美の海と蘇鐵とアダン』が挙げられます。

絵画買取えんやは全国に70拠点以上の買取ネットワークを持ち、全国どこへでも出張でお伺いさせていただき買取致します。また、LINEやメールでの簡易査定も承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。

田中一村の買取は絵画買取えんやにお任せください。

鑑定人	遠藤大祐
出身高校	法政二高 [ 野球部OB ]
出身大学	法政大学社会学部
趣味	歴史の勉強及びゴルフ
特技	鑑定及び野球・囲碁
加盟団体	東京商工会会員／東京美術倶楽部桃李会会員／東京美術倶楽部親和会会員／全国美術商連合会会員／東京美術倶楽部桃椀会会員／東京美術倶楽部笹塚会

奄美大島に魅せられた伝説の画家【田中一村】

田中一村は奄美大島の自然を愛し、その植物や鳥を鋭い観察と画力で力強くも繊細な花鳥画に描いた日本画家である。本名は田中孝。若くして南画（水墨画）に才能を発揮し「神童」と呼ばれ、7歳の時には児童画展で受賞。また10代ですでに蕪村や木米などを擬した南画を自在に描き得た。「大正15年版全国美術家名鑑」には田中米邨（たなかべいそん）の名で登録された。没後に南日本新聞やNHKの「日曜美術館」の紹介でその独特の画風が注目を集め、全国巡回展が開催され、一躍脚光を浴びる。南を目指したことから、日本のゴーギャンなどと呼ばれることもある。

田中一村の略歴

1908年	栃木県に誕生
1915年	児童画展で受賞
1926年	東京美術学校入学するが、数ヶ月で中退。同期に東山魁夷などがいる
1931年	南画家から日本画家へ転身
1947年	第19回青龍展にて『白い花』入選
1948年	第20回青龍展にて『波』入選　『秋晴』落選に意を唱え『波』を辞退
1958年	奄美大島へ移住
1977年	69歳で逝去

鑑定人が教える田中一村の作品価値と相場

田中一村との出会いは山形県の方からのご依頼でした。田中米邨時代の作品で軸装でしたがその鮮やかで迫力のある画面に圧倒された記憶が今も鮮明に蘇ります。そのような出会いから私も田中一村の大ファンとなって以来、彼の絵画を探し求めております。人気画家ですが作品によって評価に開きが大きいという特徴も有します。1点数万円のリトグラフから数百万円の評価の付く本画まで幅広い評価を正しく査定するためには多くの売買経験と現状の相場を把握することが必要になります。田中一村（米邨）の絵画をご売却の際は絵画買取専門のえんやまでお気軽にご相談下さい。

田中一村の査定ポイント

田中一村と言えば『奄美シリーズ』になりますが、画家人生で言えば、昭和初期・千葉時代・奄美時代と分かれます。著名画家の中で、田中一村の作品数は多いわけでは御座いません。確認出来ている数で600点程度です。世界的に人気の高い著名作家の場合は贋作が世に出回る傾向にあり、買取実績が豊富な専門店にご相談される事を強くお勧め致します。又、本物であった場合は、制作年代・図柄・状態で評価額が変わってきます。画題として奄美大島の植物や鳥を描いた花鳥画は、希少性が高く状態が良いもので数十万～数百万の間での鑑定額になる事が多いです。

田中一村買取実績

田中一村作品を高く売るなら絵画専門の専門店にご依頼ください。

残念ながら、田中一村が制作した作品の正規鑑定機関は存在しません。
日本をはじめ、世界の展覧会でも数々の受賞歴を持つ、田中一村の作品は人気があるが故にネットオークションなどに贋作が出回っております。もし、手持ちの作品が直接、本人から購入した南画作品や親族・画廊などから購入されている際は、田中一村の真贋作品を数多く取り扱い実績のある当店にご相談下さいませ。

田中一村作品をご売却頂いたお客様のお声

元々わたしが田中一村を好んで購入したもので、リビングに飾って楽しんでいましたのでヤケや傷もありました。査定額も気になるところですが現状できちんと判断の上、査定していただきましたので納得できました。

（６０代　男性）

ネットの世界には疎いので若い孫たちに協力してもらって情報を集めました。買取していただいた品は、若い頃に縁あって譲ってもらった絵画です。４０年くらい経ちますが雰囲気のある素晴らしい作品です。田中一村の若い時代の作品にも関わらずしっかりと査定してもらえて嬉しかったです。

（７０代　男性）

自宅に来ていただいてから絵画の査定もすぐに終わりましたし、運び出す作業も早かったです。こちらの会社にお願いしてよかったです。数社に依頼してみてもよかったのですが時間を無駄にすることがなかったです。

（５０代　女性）

田中一村のリトグラフでしたが、思っていたより高値で買い取ってもらえました。対応も丁寧でありがたかったです。

（５０代　男性）

田中一村作品の査定買取時に頂くご質問

田中一村の版画作品を売却する場合、鑑定書など必要ですか？: 田中一村作品の鑑定機関は御座いませんので、直接ご連絡下さいませ。

まだ、売却するか迷ってます。査定依頼だけでも大丈夫でしょうか？: 勿論、大丈夫です。ご自宅まで、鑑定士がお伺いし査定させて頂きます。まずは、価格だけ知りたい場合は、簡単LINE査定・メールにて画像査定も対応しております。

査定額の有効期限はいつまで？　クーリングオフ制度などはありますか？: 査定額の有効期限は御座います。著名作家の作品は、アート市場において日々変動しておりますので、査定日より1ヶ月とさせて頂いております。又、クーリングオフ制度につきましても対応しておりますのでご安心くださいませ。

田中一村氏と生前ご縁があり直接、頂いたものですが売却できますか？: その様な作品も数多く買取させて頂いております。その際には、ご本人の直筆サインの有無や本人から宛てられた手紙などが御座いましたら作品と合わせて鑑定士にお渡し下さいませ。

出張買取の流れ

お問い合わせ・訪問日調整

お電話・メール・LINEにてお問い合わせをいただき、専門の担当者がご相談内容をお伺いし出張査定の日程を決めさせていただきます。

ご訪問

事前に、お客様と調整いたしました日程と場所に鑑定士がお伺いさせていただきます。

お品物の査定

軒先・玄関先などにて、ご要望のお品を直接拝見し査定金額をお伝えさせていただきます。

査定金額にご納得をいただきましたら、お支払いいたします。

査定金額にご納得をいただけましたら、即現金にてその場でお支払いいたします。

また、お振込をご希望の際には翌営業日にお振込みさせていただきます。

※出張料やその他費用は、いかなる場合であってもいただきません。

充実の買取項目

骨董・古美術えんやでは、田中一村をはじめとする絵画ジャンル以外にも幅広い美術品の取り扱いを行っております。記載のない美術品でも買取可能ですので、ご相談くださいませ。

買取対応エリア

絵画買取えんやは、田中一村作品を日本全国対象に出張買取させて頂きます。

北海道・東北	北海道青森県岩手県宮城県秋田県山形県福島県
関東	東京都神奈川県埼玉県千葉県茨城県山梨県群馬県栃木県
信越・北陸	新潟県長野県富山県石川県福井県
東海	愛知県岐阜県静岡県三重県
近畿	大阪府兵庫県京都府滋賀県奈良県和歌山県
中国	鳥取県島根県岡山県広島県山口県
四国	徳島県香川県愛媛県高知県
九州・沖縄	福岡県佐賀県長崎県熊本県大分県宮崎県鹿児島県沖縄県