熊谷 守一の価値と相場を知るなら古美術骨董専門買取えんやグループへ
熊谷守一は、地位や名誉にはまったく興味が無く自身の思い描く作品を探求し続けた画家といえます。又、絵だけで生活できるようになったのは50歳を越えてからなので、著名作家の中では、かなり遅い方ですが熊谷の画家人生を考えると当たり前とも言えます。彼の代表的な作風と言えば、「モリカズ様式」と呼ばれる彩色と輪郭です。この画風を完成させたのは70歳の頃です。彼は、油絵以外にも書・墨絵・絵付け陶磁器・オイルパステル・ブロンズなど多数の作品を残しています。作風も画歴によって変化していきます。
東京美術学校から40代手前までは、表現主義を表した西洋画作品が多い印象です。40代では、裸体画にはまり多色で塗り重ね立体感を表現する様な作品を好んでいます。この頃から熊谷作品の特徴の1つである赤い輪郭線が用いられるようになっています。画歴が長くなるにつれ作風もシンプルなものに変化していきます。晩年期には、自然や動物・草花などをモチーフにした作品を制作しています。代表作には、猫をモチーフにした作品があります。
熊谷 守一の買取は絵画買取えんやにお任せください。
鑑定人 | 遠藤大祐 |
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出身高校 | 法政二高 [ 野球部OB ] |
出身大学 | 法政大学社会学部 |
趣味 | 歴史の勉強及びゴルフ |
特技 | 鑑定及び野球・囲碁 |
加盟団体 | 東京商工会会員/東京美術倶楽部 桃李会会員/東京美術倶楽部 親和会会員/全国美術商連合会会員/東京美術倶楽部 桃椀会会員/東京美術倶楽部笹塚会 |
「モリカズ様式」を確立した画家
1880年に岐阜県の製糸業など幾つもの事業を営む裕福な家庭で生まれます。幼少の頃より絵を描く事が好きだった熊谷は、父を説得し画業の道に進むため東京美術大学に進学し卒業した後、本格的に制作活動を始めます。1909年に第三回文展に「蝋燭」を出品し見事に入賞しますが、この頃に生母が危篤し帰郷する事になります。
その後、5年間は殆ど絵を描く事はありませんでした。35歳で再度、上京し制作活動を再開し展覧会への出品を重ねていきます。少しずつ、熊谷守一の作品に惚れこむファンも増えていき個展を開くようになります。因みに、87歳で文化勲章を内示されたが断り92歳の頃に勲三等叙勲も辞退しています。
熊谷守一の略歴
1880年 | 岐阜県にて、製糸業などを営む家庭に生まれる。 |
1900年 | 東京美術大学西洋画選科に入学 |
1904年 | 東京美術大学を卒業 |
1909年 | 第3回文展で「蝋燭」を出品し入賞 |
1915年 | 第2回二科展に出品(第29回まで毎年、出品を続ける) |
1932年 | 豊島区に自宅兼アトリエを設ける(2007年;豊島区立熊谷守一美術館) |
1938年 | 墨絵作品の制作を始める |
1964年 | フランスのパリにある画廊「ダビット・エ・ガルニエ」で個展を開催 |
1977年 | 97歳の画家人生に幕をおろす。(永眠) |
鑑定人が教える熊谷守一の作品価値と相場
熊谷守一は油絵画家であり水墨画家であり書家でもあります。私はなぜか熊谷守一の書と縁があるようで掛け軸を多く扱ってきました。大田区田園調布のとある御宅様から、お父様が書家で熊谷守一とご縁があり多数の掛け軸仕様の書をお譲り頂いたことが今でも思い出されます。熊谷守一の作品の中で最も金銭価値が高いのはやはり油絵です。
熊谷守一の油彩画はキャンパス地のほか板に描かれている作品もありますが、いずれにせよ数百万円から2000万円以上の価値を有します。熊谷守一とは書のご縁が多かった私ですが、油絵ともご縁を頂きたいと願っております。熊谷守一の絵画・書等をご売却の際は是非絵画買取えんやまで買取査定をご用命ください。
熊谷守一作品の査定ポイント
1. 根強い人気を誇る画家「熊谷守一」ですが、長い画家人生の中で人気作品は多数ありますが中でも晩年期に描いた小動物で「猫」シリーズの原画は非常に高額査定される事が殆どです。勿論、状態により変動は致します。
2. 熊谷守一は、様々な技法の作品を生み出しておりますので、サイン・落款の有無が一つの査定ポイントになります。又、洋画以外にも「水墨画」「版画」「ブロンズ」など多様な作品を生み出しております。
3. 熊谷守一の作品は、制作年代によって作品の分野も作風も変わっていきます。絵画や書画・版画などは、日焼け・破れ・シミ・汚れの状態が査定のポイントになりますが、年代によっては絵具を重ね塗りしている作品があり、その様な絵画などは、ひび割れが生じているかも査定に影響します。又、ブロンズ作品などは、作品の破損や変形を起こしている場合は、査定額が下がるケースも御座います。
熊谷守一 買取実績
熊谷守一作品の高額売却は鑑定書取得を検討下さい。
熊谷守一の絵画(油彩・水彩・版画)・水墨画などを売却する際に鑑定書が必要な理由
熊谷守一の作品は人気が高く贋物が多く存在しますので、サイン・落款がある場合でも再鑑定の必要性がでてくる場合もあります。その判断にはどうしても専門知識が必要となります。
その専門知識を会得するには、少なくとも数年~数十年かかります。特に熊谷守一の様な多ジャンルに渡り作品を制作している作家は容易では御座いません。したがって、熊谷守一の売却先はおのずと限られてまいります。まずは、絵画専門のえんやまでご相談ください。的確なアドバイスをお約束します。
鑑定機関情報
一般財団法人 東美鑑定評価機構
〒105-0004 東京都港区新橋六丁目19番15号
TEL.03-3432-0713
熊谷守一水墨淡彩画鑑定登録会
〒104-0031 東京都中央区京橋3-9-4 新京橋ビル2階
TEL.03-5524-5470
熊谷 守一作品をご売却頂いたお客様のお声
今回、熊谷守一の絵を買い取ってもらいました。金額もまずまずで納得です。他にも、まだありそうなので、また電話するとおもいます。よろしくお願いいたします。
(60代 女性)
ネット検索で上の方に出てきたので、早速電話してみたら、女性の方が話をしてくれました。こういう業者はなんとなく、無愛想なイメージがありましたが、実際はとても親切でした。買取ありがとうございました。
(40代 男性)
絵画の買取が今回初めてでした。自宅で見てもらい、手早く鑑定していただき、最後にしっかりと説明がありましたので安心してこちらで買取を依頼することができました。
(60代 男性)
祖母が残してくれた熊谷守一の絵画がとても高額な買取価格となったんです。鑑定に来ていただいた鑑定士さんも凄く丁寧に作品の説明してくださいましたので、安心してお任せできました。
(30代 女性)
熊谷 守一作品の査定買取時に頂くご質問
- 熊谷守一の作品を所持していますが、本物か偽物かの判断が出来ません。
- 熊谷守一の作品には偽物も数多く存在しております。直接、お品物を拝見させて頂き判断させて頂きます。又、鑑定書の取得が必要になる画家ですので取得方法なども丁寧にアドバイスさせて頂きます。
- 熊谷作品の査定金額、支払い方法を教えて頂けますか?
- 本物との判断ができた作品に対してはその場で査定金額をお伝えします。 ご了解を頂きましたら、現金でのお支払いとなりますが一部の作品は査定額が数千万になる事も御座いますのでお客様の安全性を考えお振込みをお薦めする事も御座います。
- 熊谷守一の買取相場は作品によって違いますか?
- 勿論、違います。作品によっても変わりますが希少性・時代背景・作品の保管状態・鑑定書の有無などにより算出される買取価格となりますので、基本的には1点1点違うとお考えください。
- 熊谷守一の作品価値は上がっているのでしょうか?売却時期を悩んでいます。
- 全ての作品では御座いませんが「モリカズ様式」作品で、「猫」シリーズの本画においては年々、少しづつ上昇しております。その他に、水墨画なども生粋のコレクターもいますので一概に言えないのが現状です。
出張買取の流れ
お問い合わせ・訪問日調整
お電話・メール・LINEにてお問い合わせをいただき、専門の担当者がご相談内容をお伺いし出張査定の日程を決めさせていただきます。
ご訪問
事前に、お客様と調整いたしました日程と場所に鑑定士がお伺いさせていただきます。
お品物の査定
軒先・玄関先などにて、ご要望のお品を直接拝見し査定金額をお伝えさせていただきます。
査定金額にご納得をいただきましたら、お支払いいたします。
査定金額にご納得をいただけましたら、即現金にてその場でお支払いいたします。
また、お振込をご希望の際には翌営業日にお振込みさせていただきます。
※出張料やその他費用は、いかなる場合であってもいただきません。
充実の買取項目
骨董・古美術えんやでは、熊谷 守一をはじめとする絵画ジャンル以外にも幅広い美術品の取り扱いを行っております。記載のない美術品でも買取可能ですので、ご相談くださいませ。
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陶磁器・根付・古壷・蒔絵・指し物・堆朱・伊万里・時代家具・仏像・古道具など買取致します。また古い家屋や蔵などの整理の際は是非「えんや」をご指名ください。
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表千家・裏千家・武者小路千家の他、久田・堀内・小堀・薮内・山田など各流派書付ものの道具類など買取致します。また千家十職の作品、人間国宝など人気作家作品などから一般道具、お稽古道具まで全般的に買取致します。
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仏画・肉筆・版画・浮世絵・山水画・花鳥画・墨蹟古筆・色紙・短冊・画賛・手紙・消息など箱有り無しに関わらず、まずはご相談ください。
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陶磁器・根付・古壷・蒔絵・指し物・堆朱・伊万里・時代家具・仏像・古道具など買取致します。また古い家屋や蔵などの整理の際は是非「えんや」をご指名ください。
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洋画・日本画・版画はもちろん海外作家作品や復刻画も含め近代絵画から現代絵画まで幅広くお取扱い致します。文化勲章受章者はもちろんその他著名作家及び作者名が不明な作品なども買取対象となります。まずはご相談ください。
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陶磁器・書画を中心に堆朱・茶かご・鼻煙壷・翡翠の彫刻類など買取致します。
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ガレ・ドーム・ミューラー・ラリック・バカラなどのガラス工芸品やマイセン・KPM・セーブル・ウースターなど陶磁器類及び小物や家具、絵画・ブロンズ・彫刻などもお取扱い致します。
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甲冑とは戦闘の際に兵士が身につける伝統的な防具の総称。 骨董品買取のえんやでは他社では取り扱いの難しい甲冑でも買取致します。
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金・銀・白金(プラチナ)などの貴金属製品類も、取り扱っております。 まずはご相談ください。
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金属に細工をする工芸。またはその職人。金工品には金・銀・銅・錫・鉄等を主材料とした彫金等による甲冑、仏具、荘厳具、装身具、工匠具類などがある。
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漆(うるし)の木にキズをつけ、滲み出した樹液を採取し目的別に調整します。これを接着剤にしたり、塗料として使用しますが、その他に形そのものを造ることもできます。
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着物・和装小物、昭和レトロ・おもちゃ・古小家具・贈答品・ブランド品・貴金属・勲章・軍装などまずはご相談ください。
買取対応エリア
絵画買取えんやは、熊谷 守一作品を日本全国対象に出張買取させて頂きます。
北海道・東北 | 北海道 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 |
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近畿 | 大阪府 兵庫県 京都府 滋賀県 奈良県 和歌山県 |
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四国 | 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 |
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