十一代中川浄益は、1920年十代浄益の長男として生まれ、1941年浄益を襲名する。中川家は千家十職の金物師で元々越後で武具を作っていたが、初代紹 益が千利休の求めにより薬かんを作ったのを機に茶道具を作り始める。紹益という名が当時の豪商、佐野紹益と紛らわしいとして二代目以降、浄益を代々名乗っ ている。三代浄益は技術的に困難とされた銅と錫の合金である砂張の作りを発見、制作に成功した。金工の精巧な茶道具を得意とし、その技法は鍛造による槌物 (うちもの)と鋳造による鋳物が中心である。
中川浄益(なかがわじょうえき)ギャラリー
茶道具
- 表千家(おもてせんけ)
- 表千家12代 惺斎宗匠
- 小堀遠州
- 茶均
- 表千家家元13代 即中斎宗匠
- 表千家14代 而妙斎宗匠
- 表千家 堀内宗完
- 裏千家(うらせんけ)
- 裏千家14世 淡々斎宗匠
- 裏千家15世 鵬雲斎宗匠
- 土田友湖(つちだゆうこ)
- 楽吉左衛門
- 人間国宝 清水卯一
- 大樋長左衛門
- 宮崎寒雉(みやざきかんち)
- 武者小路千家
- 千家十職 黒田正玄(くろだしょうげん)
- 千家十職 駒沢利斎(こまざわりさい)
- 水差
- 中川浄益(なかがわじょうえき)
- 千家十職 中村宗哲(なかむらそうてつ)
- 千家十職 奥村吉兵衛(おくむらきちべえ)
- 千家十職 大西清右衛門
- 千家十職 永楽善五郎(えいらくぜんごろう)
- 茶碗
- 茶釜宗匠の書付もの
- 人間国宝 濱田庄司
- 千家十職 飛来一閑(ひきいっかん)
- 井口海仙(いぐち かいせん)
- 河井寛次郎
- 十五代 坂高麗左衛門