駒沢家は、棚や香合、炉縁などを制作する千家十職の中の指物師である。初代宗源が延宝年間(1673年~1981年)に指物業を始めたのが最初とされてい る。二代宗慶が宗旦からの指示を受けて千家の茶道具を作り始める。四代から千家出入りの職人になり、表千家六代覚々斎から「利斎」の名を与えられ以後、代 々利斎を名乗っている。七代は指物の他にも漆工としても名工であり名作を残している。十二代以降、早世する当主や後継者が相次ぎ、十三代の妻「浪江」が十 四代を襲名し1977年逝去後、後継者がなく長い間空席となっている。
千家十職 駒沢利斎(こまざわりさい)ギャラリー
茶道具
- 表千家(おもてせんけ)
- 表千家12代 惺斎宗匠
- 小堀遠州
- 茶均
- 表千家家元13代 即中斎宗匠
- 表千家14代 而妙斎宗匠
- 表千家 堀内宗完
- 裏千家(うらせんけ)
- 裏千家14世 淡々斎宗匠
- 裏千家15世 鵬雲斎宗匠
- 土田友湖(つちだゆうこ)
- 楽吉左衛門
- 人間国宝 清水卯一
- 大樋長左衛門
- 宮崎寒雉(みやざきかんち)
- 武者小路千家
- 千家十職 黒田正玄(くろだしょうげん)
- 千家十職 駒沢利斎(こまざわりさい)
- 水差
- 中川浄益(なかがわじょうえき)
- 千家十職 中村宗哲(なかむらそうてつ)
- 千家十職 奥村吉兵衛(おくむらきちべえ)
- 千家十職 大西清右衛門
- 千家十職 永楽善五郎(えいらくぜんごろう)
- 茶碗
- 茶釜宗匠の書付もの
- 人間国宝 濱田庄司
- 千家十職 飛来一閑(ひきいっかん)
- 井口海仙(いぐち かいせん)
- 河井寛次郎
- 十五代 坂高麗左衛門