ドイツ・マイセン地方で生産される磁器の呼称。名実ともに西洋白磁の頂点に君臨する名窯である。
代表作「ブルーオニオン」
マイセン窯草創期、日本や中国の東洋の東洋磁器に描かれたコバルトブルーのザクロが西洋に伝わったさい、西洋ではザクロが一般的では無かったためタマネギ と誤認されたことから作られた図案。マイセンやフッチェンロイターなどに使用される。白い陶磁器を作る技術は東アジアで開発され、ヨーロッパ人はそれを取 り入れようとした。同時に東アジア特有の絵柄(柳、行灯を持った人、ザクロなどの縁起物)も浸透していった。現在はその模様を世界中の陶器やガラス会社が 模倣するようになった。
「インドの華」「アラビアンナイト」「ドラゴン」「猿の楽隊」など