当代飛来一閑は、1963年十五代飛来一閑の長女として生まれた女性当主である。1984年京都芸術短期大学卒業、1998年十六代飛来一閑を襲名した。 初代飛来一閑は寛永の頃、明から日本に亡命し宗旦のとりなしにより、漆工芸の一種で木地に和紙を張り重ねて上から漆を塗る技法の一閑張りによる棗や香合な どの茶道具を作るようになった。四代の頃より千家の出入り職人となる。十一代は数々の名作を残し初代以来の名人と言われている。飛来家は初代より代々一閑 を名乗っている。
千家十職 飛来一閑(ひきいっかん)ギャラリー
茶道具
- 表千家(おもてせんけ)
- 表千家12代 惺斎宗匠
- 小堀遠州
- 茶均
- 表千家家元13代 即中斎宗匠
- 表千家14代 而妙斎宗匠
- 表千家 堀内宗完
- 裏千家(うらせんけ)
- 裏千家14世 淡々斎宗匠
- 裏千家15世 鵬雲斎宗匠
- 土田友湖(つちだゆうこ)
- 楽吉左衛門
- 人間国宝 清水卯一
- 大樋長左衛門
- 宮崎寒雉(みやざきかんち)
- 武者小路千家
- 千家十職 黒田正玄(くろだしょうげん)
- 千家十職 駒沢利斎(こまざわりさい)
- 水差
- 中川浄益(なかがわじょうえき)
- 千家十職 中村宗哲(なかむらそうてつ)
- 千家十職 奥村吉兵衛(おくむらきちべえ)
- 千家十職 大西清右衛門
- 千家十職 永楽善五郎(えいらくぜんごろう)
- 茶碗
- 茶釜宗匠の書付もの
- 人間国宝 濱田庄司
- 千家十職 飛来一閑(ひきいっかん)
- 井口海仙(いぐち かいせん)
- 河井寛次郎
- 十五代 坂高麗左衛門