藤田 嗣治の価値と相場を知るなら古美術骨董専門買取えんやグループへ
えんやでは創業以来藤田嗣治の絵画を数多く買取販売させて頂いております。「猫と少女」や木版画の「白い猫」など肉筆絵画から木版画・リトグラフ・エッチングなど各種の版画、エスタンプ版まで様々なタイプの絵画を買取販売致します。変わったところではロイヤルコペンハーゲンが制作する陶版画なども買取販売実績がございますのでお売りの際はえんやまでお気軽にお問い合わせ下さい。
藤田嗣治の絵画は版画作品も含めるとかなりの多作になるので買取依頼を頂く機会は比較的多い画家です。その中でも印象的なのは絵画市場では人気作家であるにも関わらず、現場で「あれ、藤田がありますね」という経験が多い感じがする絵画でもあります。戦後のほとんどを海外で過ごした事が藤田嗣治の一般的な知名度に影響しているのかもしれません。
絵画買取えんやは、藤田嗣治(レオナール・ツグハル・フジタ)が発表した絵画作品を日本全国対象に出張買取させて頂きます。又、未発表作品ならびに画家本人と生前に縁がありお客様の為に描いた絵画や彫刻作品も鑑定買取対象です。
藤田 嗣治の買取は絵画買取えんやにお任せください。
鑑定人 | 遠藤大祐 |
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出身高校 | 法政二高 [ 野球部OB ] |
出身大学 | 法政大学社会学部 |
趣味 | 歴史の勉強及びゴルフ |
特技 | 鑑定及び野球・囲碁 |
加盟団体 | 東京商工会会員/東京美術倶楽部 桃李会会員/東京美術倶楽部 親和会会員/全国美術商連合会会員/東京美術倶楽部 桃椀会会員/東京美術倶楽部笹塚会 |
エコール・ド・パリを代表する洋画家【藤田嗣治】
洋画家・藤田嗣治(フランス名 レオナール・ツグハル・フジタ)は明治時代中期の1866年11月東京・新宿区牛込に生まれる。軍医の父の反対を退け画家の道を選び、東京美術学校西洋画科(現東京藝術大学)に入学、印象派の画風をフランスより持ち帰った黒田清輝に師事するも芸術感覚が合わず黒田より評価を受けることはなかった。卒業後数年の後、フランスへわたりエ・コールド・パリの中心モンパルナスに居を構え、モリジアーニやピカソ・マチスなどと交流、多大なる影響を受ける。1920年代に入るとのちに「乳白色の肌」と命名される、下地の技法を編み出しパリ画壇の寵児となる。
1939年戦時下のパリを離れ、日本帰国、陸軍美術協会副会長となり戦争画を描く旗手として活動、神奈川県の藤野町へ疎開し絵を描いたが、戦後戦犯の汚名を着せられ、多くの誹謗中傷を受けることとなる。1949年5人目の婦人・君代を伴ってアメリカへ渡り、翌年フランスへ。1955年フランス国へ帰化、尊敬していた、ルネッサンスの巨人ダヴィンチにあやかり、レオナール・フジタを名乗る。以後日本の地を踏むことはなかった。
藤田嗣治の略歴
1886年 | 東京府牛込区(現在;新宿区)の陸軍軍医総監を務めた父を持ち4人兄弟の末っ子として生まれた。 |
1905年 | 東京美術学校「西洋画科」に入学 |
1910年 | 東京美術学校を卒業 卒業作品「自画像」 文展などは、出品作品が全て落選。 |
1913年 | 渡仏し、多くの画家が暮らすパリのモンパルナスに居を構えた。この際に、出会った画家を通じパブロ・ピカソ、ジュール・パスキンなどと交友を結ぶ |
1914年 | 第一次世界大戦勃発 貧窮し、寒さを耐えしのぐため描いた絵を燃やし暖をとる生活 |
1917年 | 2度目の結婚。初めて自身の絵が7フランで売れた それから、3ヶ月後には個展を開催する程知名度が上がった |
1922年 | サロン・ドートンヌで『寝室の裸婦キキ』が8,000フランの値を付けた |
1925年 | レジオン・ドヌール勲章をフランスから、レオポルド勲章をベルギーから贈られた |
1931年 | 南アメリカで個展を開催し、6万人を訪れるほどの人気画家となっていた |
1949年 | 代表作となる『カフェにて』を発表 その後、渡米しフランスに入国 |
1955年 | フランス国籍を取得 |
1957年 | レジオン・ドヌール勲章『シュバリエ章』を贈られる |
1959年 | カトリックの洗礼を受け『レオナール・フジタ』となった |
1968年 | 病にてこの世を去る。 享年81歳 勲一等瑞宝章を日本政府より贈られる |
2007年 | 東京国立近代美術館アートライブラリーに旧蔵書900点が寄贈された |
鑑定人が教える藤田嗣治の作品価値と相場
藤田嗣治の作品は油絵・水彩画・デッサン画・素描画・リトグラフ・木版画・銅版画(エッチング)など各種の形態が残されています。その中で一番価値(市場価格)が高いのは油絵となります。過去のオークションにおける最高落札価格は900万ドルを超えており今後も上昇する可能性を持っています。藤田嗣治の絵画の中で評価の高い絵、人気のある絵はやはり1920年代の作品、「乳白色の肌」と呼ばれる下地に描かれた裸婦や女性像・猫の図と言われています。そのほかでは1930年代パリで描かれた極彩色の風景画や人物画・少女・自画像なども人気のある図柄となっています。
藤田嗣治の絵画は同じ技法の作品でもモチーフ・図柄により値段が変わる傾向にあり、相場の把握にはかなりの知識と経験が必要になってきます。
藤田嗣治作品の査定ポイント
藤田嗣治に限らず画家の作品には人気の図柄があります。横山大観であれば富士の図であったり、草間彌生であればドット柄のカボチャだったり。藤田嗣治の作品の中では、猫が大人気で、少女や自画像なども評価の高い図柄です。また、油絵や水彩画は1点ものなのに対して版画は複数点存在するのが特徴ですが、藤田嗣治本人直筆のサインと印刷サインがあるという点にも注意が必要です。本人直筆サインの版画が高く評価される可能性がありますが見分けが難しい場合は専門家に相談することをお勧め致します。
藤田嗣治 絵画買取実績
藤田嗣治作品を高く売るなら鑑定書取得を検討ください。
藤田嗣治の絵画を売却する際に鑑定書が必要な理由
藤田嗣治の絵画は世界的に人気のある絵画になりますので偽物も多く、然るべき鑑定機関の鑑定書が必須となります。
油絵はもちろん水彩画・デッサン画などあらゆる肉筆画・直筆画には鑑定書が必要となります。版画に関しましては原則必要はありません。
鑑定機関情報
一般社団法人 東美鑑定評価機構
〒105-0004 東京都港区新橋六丁目19番15号(東京美術倶楽部内)
TEL.03-3432-0713 FAX.03-3431-7606
藤田 嗣治作品をご売却頂いたお客様のお声
父が残した藤田嗣治の油絵のことをネットで検索していたらたまたまえんやさんのホームページを見つけました。
藤田嗣治のことが詳しく出ていて藤田嗣治の絵画を数多く扱っていらっしゃるのが感じられました。社長さんの顔写真も出ていて信用できるかなと。買取には社長さん自身が来てくれて安心しておまかせできました。
(40代 女性)
絵画を売りたくてえんやさんに来てもらった。
母の遺品の絵画に藤田嗣治の絵があるのを初めて知った。えんやさんがこの絵は版画で藤田嗣治が亡くなった後に作られた物と教えてくれた。私の知らない亡き母の人生を垣間みた気がした。専門家に来てもらってよかった。
(50代 男性)
藤田嗣治の絵なら1点でもいいですよと出張に応じてくれたのが決めてです。
(60代 男性)
生前叔母から藤田嗣治の絵画がある事は聞いていました。
しかし藤田の猫の絵があるとは知らず、えんやさんと色々お話しする中で手元に残すことも考えましたが、査定額を聞いて迷いは無くなりました。
(50代 女性)
藤田 嗣治作品の査定買取時に頂くご質問
- 藤田嗣治の油彩画があるのですが買取してもらう場合の手順を教えて下さい。
- 藤田嗣治の油彩画の場合は然るべき鑑定機関発行の鑑定書が必要となります。
ある場合は査定金額をご提示致します。鑑定書がない場合は、東京美術倶楽部での鑑定をとる作業に入ります。鑑定書発行前でも査定は可能ですが、買取は鑑定書発行後の買取となります。鑑定書の取得方法はお気軽にお尋ね下さい。
- 藤田嗣治の絵画の価値は上がっているのでしょうか?
- 藤田嗣治の絵画は世界のアート市場で人気が上がっており今後も価格上昇が期待できる絵画です。
価格上昇が期待できるのは油絵などの肉筆画で、木版画やリトグラフ・エッチングなどで直筆サインがある版画は一部価格が上昇する可能性が期待できます。図柄や技法によっても評価が変わってきますので、専門家に問い合わせする事をおすすめいたします。
- 買取された藤田嗣治の絵はどういう形で販売されるのですか?
- えんやで買取させて頂いた藤田嗣治の絵画は店頭での販売や画廊が集まる交換会、会員制のオークションなど様々なルートを通じて流通させて頂きます。藤田嗣治の絵画を是非コレクションしたいという希望のある方を探しております。
- 藤田嗣治の買取相場はどのように決まるのですか?
- 絵画の相場は業者間での交換会取引事例やオークションの落札価格が参考となり、それぞれの販売業者が感覚で決めることになります。ただし、絵画の買取価格は技法の種類や大きさ、モチーフ、状態、額の良し悪しなどを勘案して算出される金額となりますので、基本的に1点1点買取価格は違うと考えた方が正しいと言えます。
出張買取の流れ
お問い合わせ・訪問日調整
お電話・メール・LINEにてお問い合わせをいただき、専門の担当者がご相談内容をお伺いし出張査定の日程を決めさせていただきます。
ご訪問
事前に、お客様と調整いたしました日程と場所に鑑定士がお伺いさせていただきます。
お品物の査定
軒先・玄関先などにて、ご要望のお品を直接拝見し査定金額をお伝えさせていただきます。
査定金額にご納得をいただきましたら、お支払いいたします。
査定金額にご納得をいただけましたら、即現金にてその場でお支払いいたします。
また、お振込をご希望の際には翌営業日にお振込みさせていただきます。
※出張料やその他費用は、いかなる場合であってもいただきません。
充実の買取項目
骨董・古美術えんやでは、藤田 嗣治をはじめとする絵画ジャンル以外にも幅広い美術品の取り扱いを行っております。記載のない美術品でも買取可能ですので、ご相談くださいませ。
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陶磁器・根付・古壷・蒔絵・指し物・堆朱・伊万里・時代家具・仏像・古道具など買取致します。また古い家屋や蔵などの整理の際は是非「えんや」をご指名ください。
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表千家・裏千家・武者小路千家の他、久田・堀内・小堀・薮内・山田など各流派書付ものの道具類など買取致します。また千家十職の作品、人間国宝など人気作家作品などから一般道具、お稽古道具まで全般的に買取致します。
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仏画・肉筆・版画・浮世絵・山水画・花鳥画・墨蹟古筆・色紙・短冊・画賛・手紙・消息など箱有り無しに関わらず、まずはご相談ください。
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陶磁器・根付・古壷・蒔絵・指し物・堆朱・伊万里・時代家具・仏像・古道具など買取致します。また古い家屋や蔵などの整理の際は是非「えんや」をご指名ください。
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洋画・日本画・版画はもちろん海外作家作品や復刻画も含め近代絵画から現代絵画まで幅広くお取扱い致します。文化勲章受章者はもちろんその他著名作家及び作者名が不明な作品なども買取対象となります。まずはご相談ください。
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陶磁器・書画を中心に堆朱・茶かご・鼻煙壷・翡翠の彫刻類など買取致します。
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ガレ・ドーム・ミューラー・ラリック・バカラなどのガラス工芸品やマイセン・KPM・セーブル・ウースターなど陶磁器類及び小物や家具、絵画・ブロンズ・彫刻などもお取扱い致します。
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甲冑とは戦闘の際に兵士が身につける伝統的な防具の総称。 骨董品買取のえんやでは他社では取り扱いの難しい甲冑でも買取致します。
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金・銀・白金(プラチナ)などの貴金属製品類も、取り扱っております。 まずはご相談ください。
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金属に細工をする工芸。またはその職人。金工品には金・銀・銅・錫・鉄等を主材料とした彫金等による甲冑、仏具、荘厳具、装身具、工匠具類などがある。
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漆(うるし)の木にキズをつけ、滲み出した樹液を採取し目的別に調整します。これを接着剤にしたり、塗料として使用しますが、その他に形そのものを造ることもできます。
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着物・和装小物、昭和レトロ・おもちゃ・古小家具・贈答品・ブランド品・貴金属・勲章・軍装などまずはご相談ください。
買取対応エリア
絵画買取えんやは、藤田 嗣治作品を日本全国対象に出張買取させて頂きます。
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